(最終更新日:2025年5月29日)

2025年度年次大会プログラム

2025年7月12日(土)

於:大阪産業創造館

第1会場 (6階 会議室E)

(司会)平野 創 成城大学

13:30~14:15ポスト原子力再稼働の電力各社の経営戦略国際大学 橘川武郎
14:15~15:00京都企業と戦前京都の電機工業
戦後京都における電子関連産業の前史
金沢大学 林直樹
15:00~15:45大阪の企業家と工業所有権制度―ガラス産業を事例として―神戸大学 西村成弘

15:55~17:05

特別企画
(加護野忠男先生追悼セッション)
「企業家の育成と日本的な取引観」

フォーラム設立発起人代表の加護野忠男先生は、ビジネスシステムという企業間協働の視点から日本の伝統的な地場産業に着目し、仕事に直接携わる技能者と技能者を動かして事業を指揮・経営する経営人材に分け、産業に不可欠な多様な人材育成のための独特な制度や慣行を論じられた。

経営人材育成の特徴は顧客が主役になることであり、地場産業のビジネスシステムが、長期継続的取引関係に基づくシステムとしての性格を持つことを基盤とする。

 追悼セッションは、顧客がいかに企業家の育成に貢献しているのか、今後の日本企業に必要な要素は何かについて考える機会としたい。

基調報告1(15分):
  「企業家の育成と日本的な取引観」
大妻女子大学教授・企業家研究フォーラム顧問山田幸三
基調報告2(15分):
「ファミリービジネスに見る顧客の経営人材育成」
静岡文化芸術大学教授・ファミリービジネス
学会会長
曽根秀一
パネルディスカッション(40分):
パネリスト
㈱ロイヤルホテル会長・
元関西経済同友会代表幹事 平安伸銅工業㈱社長  
蔭山秀一
竹内香予子
司会兼パネリスト東京大学教授・企業家研究フォーラム会長粕谷誠

17:15~18:15 総会

報告事項①編集委員会報告 ②企画委員会報告 ③学会賞委員会報告報 ④総務委員会報告
協議事項①2025年度アントレプレナーシップ・コンファランスについて ②2025年度冬季部会大会について ③春季研究会について
④2024年度事業報告(案)・決算(案) ⑤2025年度事業計画(案)・予算(案)

第2会場 (6階 会議室C)

(司会)松永桂子 大阪公立大学

13:30~14:15中小ファミリービジネスの承継資源と企業家活動信州大学 藤野義和
専修大学 足代訓史
大妻女子大学 山田幸三
大阪経済大学 江島由裕
14:15~15:00ファミリー企業の利益とパーパスの追求:
澁谷食品㈱の事例研究
周南公立大学 石谷康人
15:00~15:45後継者の承継プロセスの満足度と親子関係㈱有明(東洋大学修士修了) 佐藤奈緒美
東洋大学  山本聡

第3会場 (6階 会議室D)

(司会)   高橋陽二  県立広島大学

13:30~14:15英国大学発ベンチャーの成功にむけた要因の検証宇都宮大学 木村行雄
14:15~15:00ソーシャル・イノベーションにおける
ソリューションのスケールアウト
国際基督教大学 稲葉祐之
15:00~15:45科学者の商業化動機と要因:系統的文献レビュー京都大学(院)  香月亜美
京都大学   山田仁一郎
京都大学     柳 淳也

第4会場 (5階 研修室D)

(司会)   木山実 関西学院大学

13:30~14:15現代女性のキャリア形成と働くモチベーション
-ライフステージからの視座 -
立命館大学(研究員)金口裕美
立命館大学 水野由香里

懇親会:β本町橋 大阪市中央区本町橋4-8
18:25~20:00

※参加費・事前申込み要

2025年7月13日(日)

於:大阪産業創造館

第1会場 (6階 会議室E)

(司会)鈴木正明 武蔵大学

9:30~10:15クラフトサケの登場:登場から3年の事例報告追手門学院大学 神吉直人
10:15~11:00伝統産業における脱制度化の解明
-田中酒造株式会社の事例分析-
ニプロ株式会社 関拓真
大阪公立大学 加藤敬太
11:00~11:45ライフスタイル起業家としてのクラフトビール醸造所経営者たち大正大学 澤口恵一

第2会場 (6階 会議室C)

(司会)結城武延 東北大学

9:30~10:1570年万博のパビリオンであった大阪日本民芸館創設の経緯
-関西財界人が果たした役割-
㈱三友システムアプレイザル 長井誠
10:15~11:00今治の企業家活動とプロテスタンティズム松山東雲短期大学 西岡久継
11:00~11:45バリ島の日本人女性の国際的起業家精神:
越境の愛、逆の結婚移住、象徴的ロールモデル
東洋大学 山本聡

第3会場 (6階 会議室D)

(司会)加藤雅俊 関西学院大学

9:30~10:15アントレプレナーシップ教育とメンタリング理論の統合的再考京都大学(院) 松本修平
京都大学 柳淳也
京都大学 山田仁一郎
10:15~11:00女性起業家育成エコシステムの形成プロセスにおける紐帯の役割法政大学(院) 戸田江里子
法政大学 姜理惠
11:00~11:45テキストマイニングによる企業家イメージの男女差和歌山大学   長廣利崇
和歌山大学   芦田昌也
東京理科大学 西倉実季
11:45~13:15昼休み

共通論題:4階 イベントホール

13:15~16:45

「酒造メーカーと企業家行動
~3社の酒造メーカーの生き残り戦略~」

2024年12月、日本酒や焼酎などの「伝統的酒造り」について、国連教育科学文化機関(UNESCO)の無形文化遺産への登録が決定した。

第23回年次大会共通論題では、これを祝し、日本酒メーカーの経営者の方々にご登壇いただき、今後の日本酒メーカーの生き残り戦略を考える場を用意することとした。

 日本酒メーカーの企業家からは、剣菱酒造の白樫社長、平和酒造の山本社長、WAKAZEの共同創業者かつLINNÉの今井社長にご登壇いただくこととした。アカデミアからは、法政大学の稲垣先生と龍谷大学の秋庭先生にコメントをいただく。

パネルディスカッションでは、海外でも評判の高い日本酒業界を、さらに発展させていくための議論を展開していきたい。

■ 問題提起 

立命館大学 教授 水野由香里

■ 報告

剣菱酒造㈱ 代表取締役社長 白樫政孝
平和酒造㈱ 代表取締役社長 山本典正
㈱WAKAZE共同創業者・㈱LINNÉ 代表取締役 今井翔也

■ コメント

法政大学 教授  稲垣京輔
龍谷大学 准教授 秋庭太

パネルディスカッション

同上

ご案内
  • アフターセッション用に、5階研修室D(7月12日)、6階会議室B(7月13日)をご用意いたしております。
  • 7月12日の懇親会は、β本町橋で開催いたします。
  • 7月13日共通論題報告の会場は、4階イベントホールです。
  • 地下1階「大阪企業家ミュージアム」は、7月12日(土)10:00~17:00、13日(日)10:00~13:15の間開館いたしております。授業やゼミ旅行、就活前の業界研究などにご活用いただきたく、ぜひご見学ください。

※発表者の順番・会場・スケジュール等は変更する可能性もありま